そんな時、それぞれの作業で使うツールをまとめて表示しておけないかなーと思った。何しろジオリファレンス時にコントロールポイントを追加するにはジオリファレンスツールバー、ポイントを編集するときはエディタツールバー、属性だけあるポイントに後から図形を追加するには高度な編集ツールバーと、画面上がツールバーだらけになってきたからだ。まぁいちいち表示をオフにすればいいんだけどさ。
きっとそんなの私が知らないだけで、簡単にできるはず。で、いつものとおり探して(ぐぐって)みたら、あるある。以下手順。
1.まずは新しいカラのツールバーを作成する。
1)ArcMapのメニューから「カスタマイズ>カスタマイズモード」を選択
「ユーザ設定」ウインドウが開く
2)「ツールバー」タブをクリックして「新規作成」を選択
3)「新しいツールバー」ウインドウが開くので、これから作るツールバーの名前を入力する。で、OKをクリック
これで新しいカラのツールバーが作成される。私の環境ではこんな感じで既存のツールバーの下にちょろっとツールバーが表示されていた。ちっさっ!
2.次にカラのツールバーに使いたいツールを入れていく
1)1.の作業で表示されている「ユーザ設定」ウインドウの「コマンド」タブをクリックする。
2)追加したいツールを探す。例えばジオリファレンスツールバーの「コントロールポイントの追加」であれば、カテゴリからジオリファレンスをクリックして、コマンドからコントロールポイントの追加を探す
3)2)のツールをドラッグして、1.のカラのツールバーまで持っていく
以下のような感じになったらツールが1つ追加完了!である。
2.を繰り返して、ツールを入れ込んでいく。「コマンド」の部分には結構たくさんツールが表示されるので、ツールの名前を一部でも覚えていたら、「次を含むコマンドを表示」のところで検索すると便利である。
で、ツールの入れ込みが終わったら「ユーザ設定」ウインドウで「閉じる」を選択すれば、オリジナルのツールバーの作成終了だ。
ツールバーをフロートさせるとこんな感じ。コンパクトなので、編集中も邪魔になりにくくていい感じ♪
ちなみにこのツールバーはデフォルトではMXDに保存される。つまり新規にマップを作成したらまた同じツールバーを作成することになる。ArcMapを起動するたびにこのツールが読み込まれるようにするには、さっきの「カスタマイズ>カスタマイズモード」の「ユーザ設定」ウインドウの「オプション」タブで、「ドキュメント内に新しいツールバーとメニューバーを作成」をオフにしておく。
もし、作成したツールバーがもういらなくなったら、「カスタマイズ>カスタマイズモード」の「ツールバー」タブでそのツールバー名をクリックして、「削除」をする。
まま、今回はこんなところで。