2017年06月07日

凡例の数値に桁区切りを表示

前回まで、国土数値情報の地価のデータを地図化している。この公示価格だけど、データの説明(http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-L01-v2_3.html)によれば、単位は「円/m2」ということで、桁数が多い数値が並んでいる。

前回の凡例の部分のアップをもう一回見てみると、やっぱり最小のクラスでも6桁、最大のクラスだと8桁の数字である。

i17051124.PNG
(図はクリックすると拡大します)

うーん、1メートル四方が3000万円越えって、もう何が起きているのかよくわからない。というような感想はともかくとして、この数値、読み取るにはゼロの数をいちいち数えないとならなず、人にやさしくない凡例である。ここは一つ、桁区切りを表示しよう。

凡例に表示されている数値は、レイヤプロパティのシンボルタブで制御する。

レイヤプロパティを開いて…

i17051501.PNG

「シンボル」タブを開く。このシンボルタブの中の「ラベル」と書かれているところをクリックして、「ラベルのフォーマット」を選ぶ。

i17051503.PNG

「数字の形式」というウィンドウが開くので、ここで「桁区切り記号を表示」をオンにする。

i17051505.PNG

で、「OK」ボタンをクリックする。

これでレイヤプロパティウィンドウの「ラベル」の下の数値が三桁ずつカンマで区切られて表示される。

i17051506.PNG

この状態になったら、レイヤプロパティウインドウの「OK」をクリックする。

すると、地図の凡例の数値が桁区切りありの状態で表示される。

i17051507.PNG

うんうん、これなら幾分か数値を読み取りやすい。何千万という数値を見慣れていないので、相変わらず一十百千…と桁を数えたりしちゃうけど。

今回はこれにて〜。

(記事内の地価の地図は、国土交通省国土政策局「国土数値情報(地価公示データ)」をもとに、てくてくGISラボ たかはしが編集・加工)
posted by たかはし at 11:00| ArcGIS