前回の凡例の部分のアップをもう一回見てみると、やっぱり最小のクラスでも6桁、最大のクラスだと8桁の数字である。
(図はクリックすると拡大します)
うーん、1メートル四方が3000万円越えって、もう何が起きているのかよくわからない。というような感想はともかくとして、この数値、読み取るにはゼロの数をいちいち数えないとならなず、人にやさしくない凡例である。ここは一つ、桁区切りを表示しよう。
凡例に表示されている数値は、レイヤプロパティのシンボルタブで制御する。
レイヤプロパティを開いて…
「シンボル」タブを開く。このシンボルタブの中の「ラベル」と書かれているところをクリックして、「ラベルのフォーマット」を選ぶ。
「数字の形式」というウィンドウが開くので、ここで「桁区切り記号を表示」をオンにする。
で、「OK」ボタンをクリックする。
これでレイヤプロパティウィンドウの「ラベル」の下の数値が三桁ずつカンマで区切られて表示される。
この状態になったら、レイヤプロパティウインドウの「OK」をクリックする。
すると、地図の凡例の数値が桁区切りありの状態で表示される。
うんうん、これなら幾分か数値を読み取りやすい。何千万という数値を見慣れていないので、相変わらず一十百千…と桁を数えたりしちゃうけど。
今回はこれにて〜。
(記事内の地価の地図は、国土交通省国土政策局「国土数値情報(地価公示データ)」をもとに、てくてくGISラボ たかはしが編集・加工)